2021/11/09(火)

11/19は「ブラックミュージックの旅」Vol.14!

 来る11月19日(金)19時30分~@Bar Sure Shotにて、「KARL南澤のブラックミュージックの旅 Vol.14」開催いたします。およそ1年ぶり(2020年12月以来!)の再開となりますが、このVol.14は1981年の回となる予定です。まあ1年ぶりということで、1981年のトピックスに触れながら、基本総論的な感じで話を進めようかと思っています。
 ブラックミュージック的文脈での“80年代ファンク”全盛時ともいえる1981年・・・この年にリリースされた興奮必至のアルバムは多数存在しますが・・・セールス実績/ヒット度合い/現在に至るまでの人気等を考慮するならば、Rick James『Street Songs』(81年)は、その筆頭に位置するのではないでしょうか。Luther Vandross『Never Too Much』(81年)も重要作として位置づけられますが、“ファンク度合い”の高さということで、まずはここでは『Street Songs』をピックアップしようかと。
 以前も当コラムで当作のジャケ写を掲載していますが、今でもこの『Street Songs』はリクエストも多く、リリースから40年間にわたって長く高い人気を保ってきたアルバムです。「Give It To Me Baby」(81年40位/ブラック1位)、「Super Freak」(81年16位/ブラック3位)という2大ダンクラ定番ソングを擁しているというのも大きいですが、Teena Marieとの濃密なデュエット「Fire And Desire」が収録されているというのが、結構なキモになっているのかもしれません。この曲は当時もソウル・ファン中心にちょっとした話題になっていたし、筆者が作成していたオリジナル・カセット“ソウル系バラッド”集にメインで収録していたりしていました。アルバムのクオリティももちろん高く、なんといっても最もアブラの乗り切った“勢い”みたいなものを感じさせてくれますよね。「You And I」(78年13位/ブラック1位)収録のファースト・アルバム(78年)も忘れがたい作品でしたが、やはり『Street Songs』はリックの最高傑作と言えるでしょう。
 ちなみに「Super Freak」は、後にMC Hammer「U Can’t Touch This」(90年8位/ブラック1位)にて大胆にサンプリングされています。ハマ男現象の取っ掛かりになった大ヒット曲でしたね。
(KARL南澤)


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