2021/08/27(金)

LaFaceの新兵器、Az Yetデビューは1996年!

 今からちょうど25年前、1996年8/24付ビルボードのシングル・チャート「Hot 100」にて、64位初登場となっていたのがAz Yet「Last Night」!!
 96年といえば…既にTLCやToni BraxtonやOutkast中心に(Usherはまだブレイクとはいえない状況)ヒットを連発して、LaFaceレーベルが勢いを増してきたころ。そんな中、(プロデューサーとして)飛ぶ鳥を落とす勢いのBabyfaceが手掛けた新人コーラス・グループがAz Yetでした。Az Yetのデビュー・シングルが、この「Last Night」!
 初シングルにして「Hot 100」9位/ブラック・シングル1位を記録、Babyfaceがプロデュースという要素が大きかったとはいえ、立派な大ヒット・ソングとなった曲です。これって、日本に入ってきたとき、結構周囲のR&Bファンの間で話題になっていました。もちろんある意味典型的Babyface節が聴かれるというのが時節柄のトピックスではありましたが、それ以上に囁かれていたのが…“どことなく日本の歌謡曲っぽい”というもの。なんとなく郷愁・哀愁のメロディラインが演歌的日本の歌謡曲を彷彿とさせていたわけで、筆者もそれは一聴して感じていたりしていました。当時雑誌『blast』(だったはず)のレビューでもそのようなことを書いた記憶が…
 この後Az Yetは、Chicagoの全米ナンバーワン・ソング(82年)を90年代ソウル風に料理した「Hard To Say I’m Sorry」(8位)もヒット、アルバム『Az Yet』(96年)もリリースされていました。逆に言えば、LaFaceでのリリースはアルバム1枚で終わったということですね。唯一の当該アルバムは、David Fosterなんぞも絡んでいたりして、R&BというよりはポップAOR的なテイストの佳作だったかな。結構印象に残っている、不思議なグループでした。
(KARL南澤)


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