2021/08/23(月)

Boyz II Men初ヒットは、1991年!

 今からちょうど30年前、1991年8/24付ビルボードのシングル・チャート「Hot 100」にて、11位上昇中だったのがBoyz II Men「Motownphilly」! 
はい、モータウンから鳴り物入りでデビューした男性コーラス・グループ、Boyz II Men(以下BIIM)の初シングルですね。「Hot 100」では最高位3位、ブラック・シングル・チャートでも最高位4位を記録する、結構大きなヒットとなった作品でした。90年代以降のヒット・チャートは、もちろん毎週必ず意識的に見ていましたが、(学生時代のように)ノートに書き留めていたわけではないので、なんとなくのうろ覚えのものが多くて…「Motownphilly」は“トップ10に入っていたなあ”くらいの認識だったのですが、そうですか最高位3位、デビューから大ヒットだったのですね。その後のBIIMのイメージと合致するバラード曲にしてセカンド・シングル「It’s So Hard To Say Goodbye To Yesterday」(91年2位/ブラック1位)の特大ヒット(最高位2位)はさすがによく覚えています。その後の優等生的佇まいも、この「It’s So Hard~」時には結構確立されていたのではないでしょうか。「Motownphilly」は(Dallas Austin入魂の)ニュー・ジャック・スウィング仕様で、若干のやんちゃ感を醸し出してはいましたが…まあ初シングルでしたからねえ。
 さて優等生的スタンスは、もちろん後のメガ・ヒット~「End Of The Road」(92年1位)「I’ll Make Love To You」(94年1位)といったBabyface作・プロデュース作品によって植え付けられた側面もありますが、それと対比するような“悪ガキやんちゃ軍団”的グループの存在も大きかったように思われます。それはもちろんJodeci!BIIMとほぼ同時期にシーンに登場したJodeci、第1弾シングル(「Gotta Love」91年ブラック79位)こそBIIMと同様のNJS仕様でお互いのやんちゃ感を探り合っていたかのようでしたが…シングルを重ねる度にファンクネスを感じさせる深淵なブラック・ワールドの醸し出しは、Jodeciに軍配が上がったものでした。逆にBIIMは、Babyfaceワールドを突き詰めていくのですが。Jodeciに関しては、またあらためて当コラムにて詳述しようと思います。
 ということでBIIMの全米ナンバーワンは、全部で5曲となります。前述のBabyface絡みの2曲に加えて、「On Bended Knee」(94年1位)「One Sweet Day」(95年1位)「4 Seasons Of Loneliness」(97年1位)。5曲目の「4 Seasons~」以外は、見事な超メガ・ヒット作品ばかり!90年代最強の男性コーラス・グループと言われる所以ですね。90年代の“双璧”ならば、Jodeciと並ぶかな。
(KARL南澤)


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