2021/08/02(月)

90年代ヒップホップR&Bの最高峰「Only You」!

 今からちょうど25年前、1996年8/3付ビルボードのシングル・チャート「Hot 100」にて19位上昇中だったのが、112 feat. Notorious B.I.G.「Only You」!!
 Craig MackやNotorius B.I.G.といったヒップホップ・アーティストを皮切りに、Faith EvansやTotalといったR&Bアーティストを追撃デビューさせて、“90年代ヒップホップR&Bシーン”において、一気にトップレーベルとなったBad Boy。このレーベルから初の男性R&Bグループとして颯爽と登場した112(ワントゥエルヴ)のデビュー・シングルが「Only You」でした。「Hot 100」では最高位13位、ブラック・シングルでは3位の大ヒットとなった作品です。
 Mary J. Bligeのデビュー以降(もっと言えばEn Vogueのデビュー以降)、毎週のように届けられたいわゆる“ヒップホップR&B”!とにかくこのムーブメントには、興奮させられっ放しだったわけで、90年代も中盤になったころはR&Bシーンどころかポップ・ミュージックのメイン・ストリームに君臨していた感がありました。日本に届けられた12インチ・シングルは、ことごとく我々に感銘を与えてくれたものばかり。そんな中で「Only You」はこれぞ決定打というか、“これを待っていたんだよ!”という、なんというか痒いところに手が届くような素晴らしい楽曲でしたね。
90年代のヒップホップR&Bは、おおよそ何かしらのサンプリング・ソースが存在していたものですが、「Only You」も例外ではありません。それは、Keith Murray「Get Lifted」(94年71位)で一躍脚光を浴びることになったGeorge McCrae「I Get Lifted」(75年37位)!プロデュースはBad Boyのお抱えプロデューサーとして大活躍だったStevie J!12インチのリミックスも相まって、「Only You」は理屈抜きに大好きでした。今90年代を俯瞰して振り返ると、こと“ヒップホップR&B”という言葉からいの一番に連想する楽曲は、Mary J. Bligeの一連シングルとこの「Only You」なんだよなあ。今聴いてもこの“スモーキー”な感じ(I Get Liftedに拠るところが大きいのかな)、これぞヒップホップR&B!クラブの定番、要は最高ってことですね。
(KARL南澤)


- Powered by PHP工房 -