2021/06/28(月)

2001年、再度ナンバーワンとなった「Lady Marmalade」

 今からちょうど20年前、2001年6/30付ビルボードのシングル・チャート「Hot 100」にて、1位に輝いていたのがChristina Aguilera, Mya, Lil’ Kim & Pink「Lady Marmalade」!
 映画『ムーラン・ルージュ』の主題歌として旬の女性シンガー(ラッパー)が大集合、見事5週連続1位となった大ヒット・シングルでした。この曲、筆者にとっては珍しく、PVの印象が強く残っている作品です。Mya、Pink、Lil’ KimそしてChristina Aguileraの順でリードが交替していくのですが、真打アギレラに向かっていく中、お互いのリスペクトを表出しながらも歌手としてのプライドが激突し合う映像は圧巻の一言。主役たるアギレラが登場する瞬間は、何度観ても鳥肌が立つのを禁じえません。超一級のスタッフが撮影しているんだろうなと、一目でわかる独特の“キラキラ感”も相まって、“ああ敵わないなあ…黙ってひれ伏すのみ”と、観るたびに痛感させられます。学校の授業で過去のヒット曲のPVを結構な数を生徒に見せているのですが、「Lady Marmalade」は毎年必ず見せているほど。ショウビズ界のトップ・クラスの映像の典型例の呈示、ということで。
 さてこの「Lady Marmalade」は、もちろんLaBelle「Lady Marmalade」(75年1位)のカバー。ナンバーワン・ソングをカバーして、カバーの方も再びトップに到達するのは、これまでに10数例あるのですが、本作は21世紀最初のパターンでした。まあ曲自体の良さというのもありますが、このラインナップでこのクオリティならば、再度の1位も当然かなって思わせてくれます。Patti LaBelleの超絶歌唱が堪能できる75年版オリジナルと、若手シンガーとしての実力をいかんなく発揮したアギレラ版、これはもう甲乙つけがたいと言っていいでしょう。Patti LaBelleに匹敵するって、かなりな褒め言葉ですね。
 ちなみにこの曲の作者は、Bob CreweとKenny Nolanでした。プロデューサーは、オリジナルAllen Toussaint、カバーMissy Elliott、Rockwilder、Ron Fair…そりゃあ両方とも大ヒットするよ。
(KARL南澤)


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