2021/06/11(金)

86年前半WBLSのヘビロー「I Can't Wait」!!

 今からちょうど35年前、1986年6/14付ビルボードのシングル・チャート「Hot 100」にて3位上昇中だったのがNu Shooz「I Can’t Wait」!!
 オレゴンの夫婦デュオ・グループ、Nu Shoozの初ヒットにして、最大ヒット曲だったのがこの「I Can’t Wait」でした。なんだろう、この曲やたら好きですね。当時も今も、色あせない魅力が充満した素晴らしい佳曲だと思います。
 実はこの「I Can’t Wait」に初めて邂逅したのは、NYで聴いたラジオからでした。86年2~3月のおよそ1カ月間、筆者は初渡米してニュー・ヨークに滞在していたのです。夜ホテルに戻って部屋にいる間は、ひたすら現地のFMラジオ局WBLSを聴いていました。そう、R&B専門局として有名なラジオ・ステーションですね。ほぼ毎晩3~4時間はWBLSをかけっぱなしにしていたのですが(カセットテープにエアチェックもしていました!)、局が押しているいわゆる“ヘビーローテーション”曲が存在していることがわかってきたのです。特定の曲が1時間にいっぺんほどのペースでオンエアされるので、おのずとわかってくるわけで…滞在時の1か月間は、BB&Q Band「Dreamer」、Isley Jasper Isley「Insatiable Woman」といったあたりが顕著でしたが、なんとそれらとほぼ同ペースでかかっていたのが「I Can’t Wait」!正直この時期のWBLSの3大ヘビローといえば、これら3曲といっても過言ではありません。それはもう“耳タコ”状態と言っていいようなものでしたね。
 まだナショナル・ヒットになる前で、なんのインフォもない中での刷り込みだったわけで、もちろんWBLSでかかっていたということもあって、Nu Shoozはてっきりアフロ・アメリカン系のグループと思い込んでいたものです。帰国後ほどなくして白人の夫婦デュオだということが判明して(しかもNYみたいな都会出身ではない)、ちょっとビックリしたものでした。そして今でも「I Can’t Wait」を耳にすると、あのエクサイティングなNYの街を必ず思い出します。ついでにBiz Markie(Nobody Beats The Biz)やLL Cool J(Rock The Bells)、メジャーどころではJanet Jackson(What Have You Done For Me Lately)、Prince(Kiss/新曲です!という感じで、WBLSで初めて耳にした!)あたりも、NYを思い起こさせてくれる作品たちですね。
 「I Can’t Wait」は、アルバム『Poolside』(86年/なんとサード・アルバム!)に収録、12インチは結構な頻度でターンテーブルに載ったものでした。
(KARL南澤)


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